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全国エコツーリズム大会 in 岩手にのへ(2011年度)

全国エコツーリズム大会in岩手にのへ 開催報告
2011年10月21日(金)~23日(日)


【大会1日目】10月21日(金)
シンポジウム(二戸市民文化会館ホール) 1150名参加
1.オープニングセレモニー
ナニャトヤラの歌声で始まったオープニングセレモニーは、四季折々の映像と金田一小学校児童及びアイキッズの歌により、二戸市の宝となったエコツアーの舞台となる足沢、坂本、金田一、杉沢太田、門崎の5地区を紹介し、全国から集まった参加者を歓迎した。

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[出演者]
◆二戸市立金田一小学校児童 & 二戸演劇協会LOVE KIDS(アイキッズ) 26名
◆坂本七ツ物保存会 22名
◆杉沢えんぶり保存会 7名


2.開会式
◆主催者あいさつ
小原豊明(全国エコツーリズム大会in岩手にのへ実行委員会 会長)
今から20年前に宝探しが始まった。今大会を通じて、二戸の良さ、宝の一つ二つでも感じていただければありがたい。大会テーマとは別に、世界遺産等A級ブランドがない地域の観光にどのような可能性があるか確かめたい。また、被災地の産物の使用、ツアーで訪問するなど、少しでも震災の復興に寄与したい。

◆共催者あいさつ
小保内敏幸(二戸市長)
私たちのまちは、日本一の漆の産地です。漆は「麗し」という綺麗な言葉が語源で、あの神秘的な輝き、格調高い色合いは時が経つほどに深みを増すといいます。私たちの宝も漆のようになればと願い、これからも宝を探し、宝を磨き、宝を誇り、宝を伝え、宝を興す。このまちづくりを続けて参りたい。

◆共催者あいさつ
愛知和男(日本エコツーリズム協会 会長)
震災に際して、全国の協会の皆様が二戸を拠点に、人をあるいは物を被災地に配るなどの活動を展開していただき感謝申し上げます。二戸の特色あるまちづくりの運動が広がって、東北地方のまったく新しい素晴らしいモデルになるような地域づくりをぜひ実現いただきたいし、私どもも協力していきたい。

◆来賓祝辞
渡邊綱男 氏(環境省自然環境局長)
国立公園が今度は地域の復興にどのような形で役立つことが出来るのか。その答えとして、三陸復興国立公園を造りだして、豊かな森と里と海を回復すると同時に、地域の暮らしや営みが輝きを増していくような新しい国立公園づくりをエコツーリズムの展開を鍵として地域の皆様と共に進めていきたいと考えています。

◆来賓祝辞
平井伸治 氏(鳥取県知事)
平成25年に「国際エコツーリズム大会in鳥取」を開催するので、皆様と共にこのエコツーリズム運動を盛り上げていこうという決意で参った。人間だけでなく、妖怪達も楽しめるところじゃないといけない。やっぱり二戸はエコツーリズムの本場ですね。ぜひとも旅を通じて、もう一度元気な日本をつくっていきたい。

3.基調講演
◆講師 C.W.ニコル氏(作家、環境保護活動家、探検家)
◆演題 自然の恵みと森づくり
日本の森は世界一。アファンの森に震災で傷ついた人が来ます。美しいものを見て、美味しい物を食べて、いい空気を吸って、いい水があると人の顔は明るくなります。だから地元の自然を良くすることが大切です。地元のために自然を手入れすることで観光になります。呼ばなくてもお客さんが来るようになります。私は死ぬまでずっと日本に住み、ウェールズの森との交流をしていきます。二戸は本当に良いところです。

4.問題提起
◆講師 田川博己氏(株式会社ジェイティービー代表取締役社長、日本エコツーリズム協会副会長)
◆演題 エコツーリズムと地域づくり―実践的課題(着地型観光の開発に向けて)
旅の力は、多方面の分野にわたって貢献するもので、震災の復興にも役立つと信じています。観光は、経済効果や雇用創出効果が期待され、観光のまちづくりは地域が抱える課題解決を果たす役割があります。二戸は全国でも良い事例なので、これからの20年間、物語化を進め人財を集めて活性化していってほしいです。

5.パネルディスカッション
◆テーマ 千年の誇りと思いをつなぐ奥南部の雑穀文化とエコツーリズム
◆モデレータ 樋田由美子氏(フリーアナウンサー)
震災を経験した私たちはこれまでとは違った新しい価値観への意識の変化が求められている気がします。中央とは違った時間を生きてきた東北の生きる知恵文化をエコツーリズムでつなげていけるのではないか。

◆パネリスト
・結城 登美雄氏(民俗研究家)
県北の気候風土の中から雑穀文化は生まれ女性が磨いてきた。作り手と消費者が理解を深め合える食の駅があってもいいのでは。
・小松 友枝氏(株式会社小松製菓常務取締役)
南部せんべいの仕事をとことん磨いて地域の宝にする。それが観光になる。地域のつながりを大切にして生きる知恵を伝えたい。
・庭静子氏(種市ふるさと物産館)
店は津波で壊されたけど、ホヤの良さを伝えていきホヤ塩を復活させたい。震災は不幸だけど、それをチャンスに変える必要がある。
・加藤 誠氏(株式会社ジェイティービー地域交流ビジネス統括部長)
雑穀文化はエコツーリズムの核となり得る地域の宝で、人を呼べる可能性を持っている。食のストーリー化を進めていってほしい。

自然を畏れ敬い感謝して、その自然に寄り添ってきたからこそ厳しい気候の中で東北人は千年以上に亘って営みを続けることができた。この奥南部の雑穀文化はエコツーリズムの可能性を十分に持つ。今、ユーザーが多様化し、旅の世界でもデザインの時代が到来した。今後は旅人の五感を総動員する地域の食の魅力を中心に、様々な産業の方が入った組織を継続的に運営し、地域ブランドづくりにつなげ盛り上げていくことが大切だ。

6.交流会(二戸パークホテル) 392名参加
「二戸の食-伝統と創造」と題した交流会は、若手料理人の会とおいしい雑穀料理伝え隊が二戸地域や被災地の食材を使った料理を提供しました。また、県北産ホップ100%使用した生ビールや糖類無添加いちご酒などが発売前に振る舞われました。

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【大会2日目】10月22日(土)
エコツアー(&夜なべ談義)
市内5+野田村1コース 254名参加
1 天台寺に続く道 御山道を歩く 800年続く巨木の里・足沢で薬膳雑穀料理を食す
(足沢地区)~54名参加~

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2  小説『天を衝く』の舞台九戸城と天ヶ塚伝説を訪ねる 山里のかっちゃん料理を食す
(坂本地区)~40名参加~
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3  奥州街道を歩く 街道随一の難所・蓑ヶ坂と頂上からの絶景と南部名物ひっつみを食す
(金田一地区)~42名参加~
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4 北東北 ブナの原生林が広がる稲庭高原を人と歩く 岳の恵みを食す
(杉沢太田地区)~42名参加~
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5  浄門の里で晩秋を楽しむ庭じまい どぶろく文化を浄法寺漆器で食す
(門崎地区)~31名参加~
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6  先人のたくましい足跡 野田塩ベコの道を訪ねる!(被災地応援)
(野田村)~45名参加~
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【大会3日目】10月23日(日) 150名参加
エコツアー体験報告
前日に実施されたエコツアーについて、各コースの座長より参加者の感想及びアンケートに基づきツアーの良かった点や悪かった点など夜なべ談議で取りまとめて報告を行いました。
【とても良かった所と魅力的な点】
第1位 地域のもてなし(ガイド、民謡)
第2位 食(料理、食材、食文化)
第3位 自然環境(ブナ林、紅葉)

【今後へ向けての課題】 第1位 段取り(事前準備、変更時の対応)
第2位 時間配分(歩く所と説明する場面のメリハリをつける)
第3位 ガイド技術(事前に参加者にコース情報を伝える等)

良かった点、悪かった点いずれも人が携わる部分との指摘があり、今後は、日程の管理運営とガイド技術の向上の必要性が挙げられました。

■各ツアーの様子をスライドショーでご覧いただけます↓





総括セッション
総括セッションは、食を軸とする奥南部エコツーリズムの将来と、震災復興へのエコツーリズムの果たす役割についてパネリスト間で意見が交わされ、最後に小原会長より大会宣言が読み上げられ閉幕しました。
◆コーディネーター
海津 ゆりえ 氏(文教大学国際学部准教授・日本エコツーリズム協会理事)
◆パネリスト
小原 豊明 氏(全国エコツーリズム大会実行委員会長)
真板 昭夫 氏(京都嵯峨芸術大学芸術学部教授・日本エコツーリズム協会理事)
小林 寛子 氏(プロマークジャパン代表・日本エコツーリズム協会理事)


ご参加くださった皆様、ありがとうございました!


 
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