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エコツーブログ

何故!そこにいるの?(長野県)

テーマ:地域情報(国内)

2015年08月05日| (株)ピッキオ

午後、ガイドに出ていた他のスタッフから、
「ムササビが枝に止まっていた!!」という信じがたい情報が・・・。
夕方、早速、カメラを持って、現地に急行しました。

20150801192121598s
「・・・・」

いました・・・。

どうやら他のスタッフが発見した場所で、
そのままじっとしていたようです。
カメラを向けて写真を撮っても逃げません。
それどころか、しばらくすると目を閉じて、寝ているような仕草をします。

ムササビは夜行性なので、日中は普通、
樹洞や巣箱、屋根裏などに作った巣で寝ています。
何故、周囲から丸見えの、枝の上で寝ているのでしょうか?
いろいろ想像してみました。

仮説1、巣にあぶれた
 ムササビは複数の巣を持っていますが、それは他の個体との共有物です。
 さぁ寝ようと入った巣に先客がいて、追い出されてしまったのかもしれませんね。
 でも、他に空いている巣には行かなかったのでしょうか?

仮説2、巣から追い出された
 巣穴にヘビ等の天敵が入ってきた。
 別荘の天井裏で寝ていたら、土曜なので人が来て騒がしくなった。
 そんな理由で真っ昼間に巣から飛び出してしまったのかもしれません。
 でもやっぱり、他の巣に逃げ込めば良いと思うのですが・・・?

仮説3、巣の中が暑かった
 これだけ暑い日が続いていると、巣箱や屋根裏の中は、ずいぶん暑いでしょうね。
 あまりの暑さに我慢できなくなって、涼しい木陰に移動したのかもしれません。
 でも普段は巣の中でゴロゴロしているムササビさん。
 枝の上では熟睡できるのでしょうか?

あえて丸見えの枝で寝ている理由は、以外と「仮説3」なのかもしれません。
こんな時、言葉が通じれば便利なんですけどね。

ピッキオ
大塚

岨菜(長野県)

テーマ:地域情報(国内)

2015年08月02日| (株)ピッキオ

★長野県の軽井沢から、季節のおたよりです。

 

今、野鳥の森入口の手前にある石垣では、
ソバナの花が見頃を迎えています。

20150725151623a00s
ソバナ

ひょろひょろとした茎に、いくつもの釣り鐘型の花が下がって、
とても涼やかな花ですね。

ソバナは「蕎麦菜」ではなく「岨菜」で、
切り立った険しい所、がけなどを指す「岨場(そば)」にある菜という意味だそうです。
確かにここでも、切り立った石垣に群生しています。

20150725151646b2bs
ソバナの花

ソバナはキキョウ科だそうで・・・、
なるほど、1本の長いめしべが目立つ、キキョウを小さくしたような花です。

ピッキオ
大塚

離山に登って来ました(長野県)

テーマ:地域情報(国内)

2015年07月21日| (株)ピッキオ

ここ数日、軽井沢も30℃程の暑い日になっています。
今日は学校プログラムの下見で、離山に登って来ました。

・・・何時以来だろう?
もう10年以上、離山には登っていなかったような気がします。

山頂に到着すると、浅間山がはっきりと見えました。

2015071319295936ds
離山山頂からの浅間山

山頂の周囲は木が刈り払われ、見通しが利くようになっています。
見ると、切り株からまだ水が出ている・・・。
つい最近、刈り払われたようです。

山頂付近は雲が発生していましたが、噴煙は目立ちません。
ちょっと静かになってきたのでしょうか?

201507131930352f6s
離山から見た軽井沢駅

東展望台からは、軽井沢駅周辺が見えます。
線路の向こう側はショッピングプラザやスキー場です。
軽井沢の玄関口とは言え、周囲を緑に囲まれているのが判ります。

下り始めてしばらくすると、
1頭のカモシカに出会いました。

20150713193116db3s
カモシカ

冬と違って、なんか顔のあたりがほっそりして見えますね。
プログラム中にも姿を現してくれると良いのですが・・・。

ピッキオ
大塚

初夏のキビタキ(長野県)

テーマ:エコツアー情報

2015年06月30日| (株)ピッキオ

★長野県軽井沢から、季節のおたよりです。

 

6月24日、浅間山を撮影した後、

夏休みの準備作業をしていると、
すぐ近くからキビタキのさえずる声が響いてきました。

あんまり近くで長時間さえずっていたので、
カメラを出して撮影しましたよ。

nagano picchio 20150630
キビタキ

野鳥の森の中は葉が茂って、
さえずっている鳥の姿が見つけにくくなりました。
でもキビタキは枯枝の先や横枝の上など、
葉が少ない場所に止まってさえずる事が多いので、
距離が近ければ見つけられるチャンスがありますよ。

最近は巣立ちビナらしい声も聞こえて来て、
夏鳥達も今年2度目の繁殖にとりかかろうとしているようです。
コルリやクロツグミなども、比較的よくさえずりが聞こえますので、
声をたよりに姿を探してみて下さいね。

ピッキオ
大塚

鳥類調査結果(長野県)

テーマ:地域情報(国内)

2015年06月21日| (株)ピッキオ

野鳥調査情報(2015年6月14日)★長野県軽井沢から

6月14日に実施しました、軽井沢野鳥の森の鳥類調査結果です。

森の木々はすっかり葉を広げ、林内はずいぶんと暗くなりました。
野鳥達は「声はすれども姿は見えず」な状態です。

また、天気予報は曇りだったのですが、
時々、日が差して気温が上がり、
調査途中の朝の7時半頃にはエゾハルゼミが大合唱。
鳥の声が聞き取りにくい状態になってしまいました。

それでも以下の野鳥を(主に声で)確認できましたよ。

オシドリ、アオバト、ホトトギス、コゲラ、サンショウクイ、ヒヨドリ、モズ、ミソサザイ、コルリ、クロツグミ、ヤブサメ、ウグイス、センダイムシクイ、キビタキ、オオルリ、エナガ、コガラ、ヒガラ、シジュウカラ、ゴジュウカラ、メジロ、ホオジロ、ノジコ、イカル、カケス、計25種類

他に何だか判らない巣立ちビナっぽい声とか、
キツツキのドラミングや「ケッ・ケッ」という声もしていました
(私には赤いか青いか判らない・・・)。

さて、森の中がすっかり暗くなってしまったので、
写真はろくに撮れませんでした。

撮らせてくれたのは、トンボ池に設置されたばかりの足場で休息する、
こちらのご夫婦。


nagano picchio 20150621 01
オシドリ♀

今年はオシドリがムササビの巣箱を利用する様子も、
ヒナを連れている姿もまだ見ていません。
こんなところでのんびりしているという事は、
抱卵もしていないのでしょうか?


nagano picchio 20150621 02
オシドリ♂

オスはすでに銀杏羽と呼ばれるオレンジ色の大きな羽毛が抜け落ち、
頭の後ろから背中、尾羽あたりも、夏羽になっているようですね。

さて、これからヒナが産まれるのか?
ヒナを連れてトンボ池に来る姿を、期待して待ちたいと思います。


ピッキオ
大塚

長野朝日放送のイベントがありました(長野県)

テーマ:地域情報(国内)

2015年06月04日| (株)ピッキオ

5月30日は長野朝日放送(テレビ局)のイベントがありました。

abn地球を守ろう!プロジェクト 軽井沢「自然たんけん隊」です。
軽井沢町内外から、合計100名ほどの皆さんがご参加されました。

子どもたちは「シジュウカラなりきりネクタイ」を付けて、
ピッキオの案内で、野鳥の森を歩きました。

nagano picchio 20150604 01
ネクタイをしたシジュウカラ(26日撮影)

森の中では、シジュウカラの巣箱を観察したり、
シジュウカラになってイモムシを探したりしながら歩きました。

nagano picchio 20150604 02
イモムシを捕まえたシジュウカラ(26日撮影)

私が案内したグループでは、他にもカナヘビやヤマアカガエル、
ウスバシロチョウなども捕まえて観察できましたよ。

ただビックリしたのは、ヒナがいるはずの巣箱から、
アオダイショウが顔を出していた事です。
産まれて5日目くらいのヒナが10羽いたはずなのですが、
残念ながら、みんな呑まれてしまったようです。

でも子どもたちには、
自然の中で生きる厳しさが伝えられたのではないでしょうか?

この様子は長野県内で、6月6日(土)10:30から、
「地球を守ろう!グリーンアクション」という番組で紹介されます。
長野県内の方は是非、ご覧下さい。

ピッキオ
大塚

今日もコルリさん(長野県)

テーマ:地域情報(国内)

2015年05月14日| (株)ピッキオ

本日5月10日の「春がいちばん!早朝バードウォッチング」では、
以下の野鳥が観察されました。

アオサギ、コゲラ(声)、アカゲラ、カケス(声)、ハシボソガラス、ハシブトガラス、コガラ、ヤマガラ、ヒガラ(声)、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス(声)、ヤブサメ(声)、センダイムシクイ(声)、ゴジュウカラ、ミソサザイ(声)、カワガラス(声)、クロツグミ(声)、コルリ、キビタキ、オオルリ、キセキレイ(声)、カワラヒワ、イカル、ホオジロ(声)、計25種

アカゲラは、お客様が巣穴を掘っているのに気付き、
オスとメスが作業を交代するところも見ることができました。

オオルリやコルリは、今までよくさえずっていた場所で、
あまり声が聞こえなくなりました。
お嫁さんが決まったのでしょうか?
今よくさえずっているオスは、まだ独身なのかもしれませんね。

さて、今日も夕方に、ミソサザイの沢を歩いてみました。
所々で立ち止まりながらゆっくりミソサザイ休憩所まで登り、
再びゆっくりと降りてくると、
日陰になった谷底に、オオルリのオスが水飲みに降りてきました。

nagano picchi 20150514 01
オオルリ

左足に白と青の足環が付いていますね。
野鳥の森でオオルリの調査をおこなっている研究者の方が装着したものですが、
おそらく去年か一昨年に足環を装着された個体が、
再び野鳥の森に帰って来たのでしょう。
去年もこの足環のオスを見た記憶があるのですが、
はて、どこになわばりを張っていたか・・・?

他にもエナガやコガラが沢に降りて来たので、そちらの方に接近すると、
沢から青い鳥が飛び立ちました。

「あのコルリだ!」

nagano picchi 20150514 02
コルリ

陽が当たった枯木の上の、
木の影になっている場所に静止しました
(よりによって・・・と言うか、おそらく意図して)。

枯木の右側は明るすぎるし、背景の根は目立つし、
もうちょっと良い場所に動いてくれないかしら・・・
そう思った瞬間、沢の手前側の死角になった場所に飛び込み、
そのまま行方不明・・・。

つくづく上手く撮らせてくれないコルリさんです。

ピッキオ
大塚

夏鳥が揃ってきました(軽井沢)

テーマ:地域情報(国内)

2015年05月08日| (株)ピッキオ

軽井沢は連日、晴天に恵まれています。

しかし、本ブログにアップする写真を撮るためには、
鳥にしろ花にしろ、ピーカンでは影が強く出過ぎてしまうので、
薄曇りくらいがちょうど良いのです。

そうこう言って写真を撮っていない間に、
オオヤマザクラは満開になり、夏鳥も続々と渡来してしまいました。
今日もコルリにノジコ、ツツドリが確認されましたよ。

これではいけないという事で、
夕方、光が柔らかくなった頃を見計らって、
ちょっと野鳥の森に入ってみました。

残念ながら、オオルリは梢でさえずっています。
その声を聞きながら歩いていると、
すぐ近くの地面で「ガサゴソ」音がしました。

nagano picchio 20150508 01
「虫み〜っけ!」

なんと、目の前でビンズイが虫をさがしていました。
甲虫の幼虫らしい虫を見つけて、ぶんぶん振り回してから食べていましたよ。

枝の上とか、背景が抜けた場所に止まってくれないかと見ていましたが、
ことごとく枝の下をくぐって歩き回ります(笑)。
幹が背景になった瞬間に、もう1枚撮らせてもらいました。

nagano picchio 20150508 02
ビンズイ

ビンズイも、軽井沢では夏鳥になります。
しかし野鳥の森よりも標高が高く、明るい環境を好むようで、
繁殖期にはあまり目にする事はありません。
このビンズイも、もっと高い場所に移動するのかもしれませんね。

湯川をのぞいてみると、
キビタキのオスが1羽、川縁に食事に出てきていました。

nagano picchio 20150508 03
キビタキ

枝が混んでいて、あまり良い写真が撮れなかったので、
思いっきりトリミングしています。
午前中、小瀬林道の上でさえずっているキビタキがいたのですが、
あの声は彼だったのでしょうか?

今年は木々の芽吹きが早く進んでいます。
恐らく、例年より1週間から10日早いペースです。
バードウォッチングを計画している方は、早めにお出掛け下さいね。

ピッキオ
大塚

寝相が悪くなる季節(長野県)

テーマ:地域情報(国内)

2015年05月04日| (株)ピッキオ

このところ、軽井沢も好天が続いています。
夏鳥の姿も、徐々に増えてきましたよ。

ただ、低木の葉がどんどん芽吹いているので、
今年はすぐに葉が茂ってしまうのではないかと心配しています。
葉が茂ると、野鳥の姿は見つけにくくなりますからね・・・。

さて、そうは言っても、高木の芽吹きはまだまだです。
炎天下にさらされているムササビ巣箱の中は、きっとうだるような暑さでしょう。
そう、ムササビの寝相が悪くなる季節です。

nagano picchio 20150504 01
「ぐぅ〜」「すぴ〜」

この巣箱では、昨年産まれの兄弟と思われる2頭が寝ています。
大きなしっぽが2本見えますね。
画面の左上に、1頭の頭が見えています。

普段はまあるくなって並んで寝ている兄弟ですが、
今日は暑いふとん・・・いやしっぽを持ち上げて、
その下でお腹を出して寝ています。

白いお腹はひとつしか見えませんが、
恐らくもう1頭は、その下敷きになっているのでしょう。

・・・暑いでしょうね。

nagano picchio 20150504 02
「すやすや」

こちらの巣箱では、親子のムササビが寝ています。
子どもは2頭いるはずなのですが、下にもぐっているのか判りませんね。
お母さんは、やっぱり暑いのでしょう。
腕を伸ばして、白い胸を出して寝ています。

ちなみにこの親子、4月5日の記事で井上が紹介した親子です。
となりに新設した巣箱に引っ越して、カメラの映像がよく見えるようになりました。
ずいぶん成長して、もう「おはぎ」ではないですね。

ちなみに現在、別の巣箱でも親子のムササビが確認されています。
こちらはまだ「おはぎ」。
みんなすくすく育ってくれると良いですね。

「空飛ぶムササビウォッチングについては→こちら

ピッキオ
大塚

巣箱で子育てが始まりました(長野県)

テーマ:地域情報(国内)

2015年04月25日| (株)ピッキオ

★長野県、軽井沢のエコツアー事業者「ピッキオ」様から、季節のおたよりです★

巣箱で子育てが始まりました

今年もシジュウカラ用巣箱で、子育てが始まりました。
一番早かったのは、ヤマガラご夫妻。
6つの卵を産み、すでにあたため始めています。

nagano picchio 20150425 01
抱卵中のヤマガラ

17日から抱卵を始めているので、
孵化するのはおそらく5月初旬でしょう。

他にいくつかの巣箱で、シジュウカラが造巣を始めています。
ひとつの巣箱では、丁度チェックしている時に、
メスが巣材のコケを運んできました。

nagano picchio 20150425 02
コケを運び込むシジュウカラ

コケのマットレスができたら、次は産座に獣毛などを敷き、
それから産卵が始まります。
この様子だと、まだ巣づくりにしばらくかかりそうですね。
ヒナが孵るのは、5月中旬以降でしょうか?

ピッキオ
大塚

今年もムササビ産まれました!(長野県)

テーマ:地域情報(国内)

2015年04月07日| (株)ピッキオ

ピッキオでは、3月から11月まで、
毎日、「空飛ぶムササビウォッチング」を開催していますが、
ツアーのためには、毎朝のムササビチェックは欠かせません。

昨年は、98.1%の確率でムササビを観察することができましたが、
その確率を維持するために、
毎朝ツアー担当スタッフは、その日のムササビの巣の利用状況を調査しています。

そして、何やら怪しい動きのある巣がありました。
くるっと丸まっているムササビの下に黒いものが「モゾモゾ」。

「これは、ひょっとして!」

夜行性であるムササビは、
通常、夕方に巣から森の中へと出かけていきます。
赤ちゃんを産んだお母さんムササビも同じように出かけることが多く、
その間は、子供らは巣の中でお留守番です。


ツアーを終えたあと、こっそり調べにいきました。

nagano picchio 20150407 01

巣の中の映像です。

なんだか良くわからないので、丸をつけてみました。

nagano picchio 20150407 02

黒い「おはぎ」が2つ!

ムササビは、大人になると毛の色が薄い茶色になりますが、

nagano picchio 20150407 03
大人のムササビ

産まれたての子供は、黒い色をしています。
そして、私はいつも「この黒い物体」が「おはぎ」に見えて仕方がないのです。
大きさといい、黒さといい、まさに「おはぎ」。

今年も、ピッキオのご近所さんのムササビの巣で、
無事に2頭の「おはぎ」が産まれました!
すくすくと育って欲しいと思います!

ピッキオ
井上

キツネも山登り?(長野県)

テーマ:地域情報(国内)

2015年03月19日| (株)ピッキオ

本日(3月14日)、私、大塚は、「雪原ピクニック」のガイドとして、
小浅間山に登ってきました。

実は今までのフィールドがかなり雪が溶けてしまったという事で、
急遽、場所を替えての開催となったのです。

雪は充分残っていましたが、コースが長く(しかも山登り)なった分、
ちょっとキツくなりましたかね。
でも午後からは天候が回復してきたので、
山頂に付く頃にはすっかり良い天気になっていました。

nagano picchio 20150318 01
小浅間山の山頂から見た浅間山

さて、山頂でホットチョコレートを飲みながら休憩していますと、
突然、お客様が「キツネ!」と叫びました。
振り返ると、なんと5mも離れていない場所にキツネがいるではありませんか!!

nagano picchio 20150318 02
「あれ?山頂に着いたと思ったらヒトがいた・・・」

人を見てもすぐに逃げない所を見ると、
恐らく人から餌をもらった事があるキツネなのでしょう。

しかしこんな山のてっぺんで??

nagano picchio 20150318 03
小浅間山山頂からの眺めとキツネ

以前、北海道で見たおねだりキタキツネは、
人に寄って行ってもその人が餌をくれないと判ると、
さっさとターゲットを変更して行ってしまいました。

しかしこのキツネ、なかなか立ち去りません。
どうも餌をねだっているというより、山頂に用があるように見えます。

nagano picchio 20150318 04
「あのヒトたち邪魔だなぁ〜」

そのまま遠巻きに山頂を1周して、立ち去って行きました。

nagano picchio 20150318 05
「しょうがない、向こうに行くか・・・」

ひょっとして、山頂に立って看板にマーキングしたかったのではないだろうか・・・

nagano picchio 20150318 06
真相は判りませんが、つきたての綺麗な足跡が残っていましたよ。

この後、山頂から下山を開始すると、
なんと前を降りて行くキツネの姿がありました。

キツネにとっては、単にいつもの餌探しのコースだったのかもしれませんが、
「やっぱりあのキツネ、山を登りに来たんじゃないだろうか?」
と、思わずにはいられませんでした。

ピッキオ
大塚

雪の上を歩く虫(長野県)

テーマ:地域情報(国内)

2015年02月23日| (株)ピッキオ

ここ数日、日中はプラスの気温になり、
暖かい日が続いています。

そろそろ春ですね。

といっても、軽井沢は、まだまだ雪が残っています。

先週、「雪原ピクニック」のガイドに出た際に撮影した写真を、
まだご紹介していませんでした。
雪の上を歩き回る、小さな虫です。

nagnao picchio 20150223 01
クロカワゲラ科?の一種

この日のツアー前半は、ぼた雪が降りしきる中でのスノーシューでした。
気温も0℃前後と高かったのですが、
そんな中、川から森へと、何匹もの黒い小さな虫が、歩いていたのです。

nagnao picchio 20150223 02
皆、川から離れるように、同じ方向に歩いていましたよ。

冬の季節に成虫が出現するカワゲラとしては、セッケイカワゲラが有名です。
やはり黒く、翅のないカワゲラで、羽化した成虫は歩いて川の上流部へ移動し産卵。
子どもは成長しながら下流へ流され、羽化するとまた
上流へ歩いて行くという生活をしているそうです。

おそらくこのカワゲラも、同じような生活環を持っているのでしょうね。
ただ、翅があるので、飛んで行っても良いと思うのですが・・・。
寒すぎて、飛べないのでしょうか?

・・・飛べるかどうか、試してみればよかったですね。

ピッキオ
大塚

野鳥調査情報(2015年2月13日)(長野県)

テーマ:地域情報(国内)

2015年02月16日| (株)ピッキオ

2月13日実施しました、軽井沢野鳥の森の鳥類調査結果です。

ヤマドリ、アオゲラ、アカゲラ、コゲラ、カワガラス、ミソサザイ、ツグミ、コガラ、ヒガラ、ヤマガラ、シジュウカラ、ゴジュウカラ、マヒワ、カケス、ハシブトガラス
計15種

北風が強く、鳥の動きも低調でした。
しかし、日差しが強くなってきたからでしょうか?
ヒガラやゴジュウカラは、さえずりを聞かせてくれましたよ。

nagano picchio 20150216 01
逆立ちコガラ(本文と関係ありませんが)

ミソサザイの沢では、堰堤の上でカワガラスがじっとしていました。
写真を撮っていると、あくびをしましたよ。

nagano picchio 20150216 02
カワガラスのあくび

まぶたが白いのがよく判ります。

「ピョン」と堰堤の下に降りたのでそっと覗き込むと、
下流には植物の根を口にくわえたカワガラスが立っていました。

nagano picchio 20150216 03
根をくわえたカワガラス

どうやらこの堰堤の水抜き穴に、巣づくり中のようです。
カワガラスの巣は、外装にコケ、産座に根や葉、草の茎などを使いますので、
この巣はすでに産座を作っていることになります。

恐らく巣材を運んでいる個体はメスでしょうから、
そうすると、さっきあくびをしていた方はオスでしょうか・・・。

いや、別に、
オスが暇だとか、
家事を手伝わないとか、
そういう事を言っているのではないのですが・・・。

ちなみに図鑑をひも解くと、
巣づくりはオスもメスもするが、メスの方が多く、
抱卵はメスのみ、育雛はオスもメスもするそうです。

カワガラスは、他の小鳥よりも早くから繁殖を始めます。
ヒナの餌はカゲロウやカワゲラ、トビケラなどの水生昆虫ですが、
どれも幼虫で、成虫に羽化すると、空中に飛んで行ってしまいます。
すると川の中の餌がどんどん減ってしまうので、
まだ餌が多い寒い時期からヒナを育てるのだと言われています。

このペースだと、3月にはヒナに餌を運ぶ姿が観察できるかもしれませんね。

ピッキオ
大塚

冬の虫たち・・・(長野県)

テーマ:地域情報(国内)

2015年01月30日| (株)ピッキオ

ヒレンジャクを探しに行った時に、
小瀬林道で昆虫に出会いました。

といっても、ひとつは空の繭。

nagano picchio 20150128 01

ウスタビガの繭です。
秋の終わりに、ウスタビガは羽化して飛び去ってしまった筈です。
繭は空になっても、しっかりと枝に固定されています。
よ〜く見ると、緑色の絹糸が枝に巻き付けられているのが判るでしょう。

もうひとつの虫は生きていて、雪の上を歩いていました。

nagano picchio 20150128 02

そう、昨冬に「雪原ピクニック」で見つけたのと同じ、
クモガタガガンボです。

ただ、昨冬の写真と比較すると、足の太さに違いがあります。
昨冬の個体は全ての足の腿節が太かったのですが、
昨日の個体は後肢腿節のみが太くなっています
(右後肢が無くなっていますが・・・)。

最初、オスメスの違いかとも思ったのですが、
どちらも腹部先端がはさみのようになっているオスです。

・・・という事は、種類が違うんじゃないでしょうか?

クモガタガガンボの仲間については、まだほとんど判っていないようです。
ちゃんと調べたら、ひょっとすると新種なのかもしれませんね。


ピッキオ
大塚

千ヶ滝・・・とカモシカ(長野県)

テーマ:地域情報(国内)

2015年01月16日| (株)ピッキオ

本日(1月12日)、私大塚は、氷瀑探訪のガイドとして、
千ヶ滝に続く遊歩道を歩いてきました。

 

年末以来、雪が降っていなかったので、
遊歩道は踏み固められた雪がツルツルになっていたのですが、
昨夜に降った数センチの積雪で、ずいぶんと歩きやすくなっていました。
もっとも、雪が無ければもっと歩きやすいのですが・・・。

 

雪の中をどうにか到着した千ヶ滝は、今日はこんな感じ。

 

201501121706492b6s

千ヶ滝

そして今日は、滝に到着する前に、
なんとニホンカモシカに遭ってしまいました。

20150112170709256s

ニホンカモシカ

沢沿いの遊歩道を登っていると、
20mほど先の沢から、斜面を駆け上って行ったのです。

しばらく見ていると、なんと斜面を降りて、近付いてきました。

20150112170728de1s

「そっちに行きたいんだけどなぁ・・・」

もしかしたら、沢を横断して、こちらの斜面を登りたかったのかもしれません。
そう思って観察していると、とうとう沢まで降りてきました。

20150112170753825s
「まだ見てるの?」

沢に降りたカモシカは、こちら側には渡らずに、
水際でわずかに雪から露出した植物を食べ始めました。
こんな寒い季節でも、よく見るとシダやスゲなどが、緑の葉を伸ばしているのです。
そんな食料を求めて、どうやら沢に降りていたようです。

ちなみにこの時の距離は、10mちょっと。
こんな近くまで近付いてくるなんて、
しかもこの寒い中、沢に入るなんて、
よっぽど他の場所では、食べ物が見つからないのでしょうね。

雪の日の翌日ならではの、行動だったのかもしれません。

ピッキオ(長野県軽井沢)

大塚






アカマツの松ぼっくりが食べ頃です(長野県)

テーマ:地域情報(国内)

2014年11月30日| (株)ピッキオ

軽井沢は11月25、26日と雨が降り続いていました。
127日は久しぶりに晴れていますよ。

ピッキオビジターセンターの前では、ムササビに食べられたアカマツの松ぼっくりが、雨に濡れていました。

20141127112501a8fs

ムササビは、樹上の枝に付いている、まだ開いていない松ぼっくりを取って、松かさを剥がしながら、その隙間に入っている種子を食べます。
全部種子を食べ終わると、最後に残った芯の部分を捨てていくのです。

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この食べ痕、その姿から、自然観察の業界(?)では「エビフライ」と呼ばれています。
少し探してみると、いくつものエビフライが見つかりましたよ。

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もっともこのエビフライ。
ニホンリスも作るので、見ただけでムササビとは断言できません。
しかし最近、ビジターセンターからはリスの姿は見ていませんし、一方でムササビは、夜によく来ています。
それで、ムササビの落とし物だと決めつけている訳です。

またムササビが作るエビフライは、繊維の毛羽立ちが多くて区別できるという人もいます。
確かにその傾向があると私も思うのですが、個体差も大きく感じるので、私はやっぱり、断定はしないようにしています。

ピッキオ
大塚

野鳥調査情報(2014年11月19日)(長野県)

テーマ:地域情報(国内)

2014年11月24日| (株)ピッキオ

11月19日におこないました、軽井沢野鳥の森の鳥類調査結果です。

マガモ、カルガモ、アオゲラ、アカゲラ、コゲラ、ヒヨドリ、モズ、カワガラス、ミソサザイ、ツグミ、エナガ、コガラ、ヒガラ、ヤマガラ、シジュウカラ、ゴジュウカラ、キバシリ、ホオジロ、アトリ、オオマシコ、ウソ、計21種

Picchio 20141120100057c1cs

ホオジロ♂

他に、遠く星野別荘地の方角から、
アオバトの「ぽ〜ぽあぉ〜」という声が聞こえてきました!
こんな時期に鳴いているのは珍しいですから、一瞬「尺八か?」と耳を疑ってしまいました・・・。
先日のアオバトといい、軽井沢では冬でもアオバトが滞在しているのでしょうか?
それとも、これから暖地へ移動する個体なのでしょうか?

朝にはトンボ池で、マガモとカルガモが泳いでいました。
ミソサザイの沢では、カワガラスを2羽確認。
早くもペアができているのでしょうかね?
キバシリも、高く澄んださえずりをちょっとだけ聞かせてくれましたよ。

そして今回は、何と言ってもオオマシコ!
1度目は沢から飛び上がった4羽程の群れを目撃。
薮の向こうに止まった姿は双眼鏡で見てもボケボケでしたが、1羽は真っ赤な成鳥のオスでした。

2度目はカラマツの梢で松ぼっくりをつつく小群を発見。
逆光で色はよく判りませんでしたが、「チイッ」「チイッ」という金属的で甲高い地鳴きも聞こえてきました。

その梢から飛び去った数は、少なくとも6羽。
1度目と同一の群れの可能性もありますが、ともかく来ましたよ!!

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ベニマシコ♀

調査終了後、アカゲラ休憩所前の草地に立ち寄ると、ベニマシコのメスがヨモギの種子を食べていました。
見事に枯草色ですね・・・。

ピンク色のオスが姿を現さないか、少し待ってみましたが、今日は残念ながら出てきませんでした。

その代わり・・・という訳ではありませんが、遠くの木の枝で「チッ」「チッ」とないている小鳥がいたので見てみると、ミヤマホオジロのオス。
さらに薮の中から、「チリリリリ」とカヤクグリの声が聞こえてきました。

今回もまた、調査終了後に2種類も追加してしまいました。


http://picchio.co.jp/sp/
大塚
















冬鳥初認情報2014(長野県)

テーマ:地域情報(国内)

2014年11月20日| (株)ピッキオ

長野県の軽井沢は紅葉もほとんど終わり、森の中はすっきりと見通しが良くなりました。
冬鳥たちも、徐々に揃ってきています。
今日までに軽井沢野鳥の森でピッキオが確認できた冬鳥は、以下の通りです。

10月11日 アトリ
11月 2日 ベニマシコ
       ジョウビタキ
11月 6日 ウソ
11月 8日 ツグミ
11月14日 ミヤマホオジロ
       ルリビタキ

今日の午前中に、アカゲラ休憩所の前に広がる草地まで出掛けると、ルリビタキが顔を出してくれました。

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ルリビタキ

若いオスでしょうか?
それともメスでしょうか?

草地の奥からは、時々ベニマシコの「フィッ・フィッ」という声が響いてきます。
しかし、なかなか姿を現してはくれません。
ようやく顔を出したのは、地味な茶色のメスでした。

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ベニマシコ♀

近くでは、ウソの「フィ」・「フィ」という声がしていましたが、姿は見つける事ができませんでした。

ビジターセンターに帰る途中、沢ではアトリの群れに出会いました。
1羽が水を飲みに、沢に降りてきましたよ。

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アトリ♂

これまでの様子だと、今年の冬鳥は期待できそうです。
ヒレンジャクやオオマシコは、今年はどうでしょうか?
また情報が入れば、ご紹介していきますね。

ピッキオ
大塚




ムササビに恋の季節?(長野県)

テーマ:地域情報(国内)

2014年11月15日| (株)ピッキオ

長野県の軽井沢から。
空飛ぶムササビウォッチング」で観察する巣箱とは違う場所で、ムササビの撮影にチャレンジしました。

今までにも滑空などの撮影をしてきましたが、実は普通に枝に止まっている写真が意外と無い。
それが今日のお題です。

ムササビが寝ている巣箱の前で待っていると、巣箱のムササビは一向に顔を出さないのですが、近くの木からムササビの「グルルルル・・・」という声が聞こえてきました。

そして滑空!

巣箱のすぐ前にある、コブシの木に飛び移りました。
そして横枝から、巣箱の様子をうかがっています。

ちょっと悪いけど、前に回り込んで撮らせてもらいました。

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ムササビ

両足の間に、膨らんだ睾丸が見えます。
どうやらオスのようです。

フラッシュを焚いて何枚も写真を撮っているのですが、一向に逃げる気配もありません。
よっぽど強い目的意識があるようです。

・・・と、言う事は、巣箱の主はメスなのでしょうか?

短い滑空で、巣箱が掛かっている木に取りつきました。
そして巣箱に登り、中をのぞこうとすると・・・

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巣箱のムササビに怒られる之図

巣箱の中からムササビが顔を出し、オスのムササビはびっくりしたように跳ね退きました。

そして再び木を登り、巣箱の数メートル上の横枝でじっと待機・・・

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「待ってます・・・」

ムササビは、発情したメスの巣のまわりにオスが集まり、巣から出てきたメスをオス達が追いかけて、そのうちの誰かがメスと交尾するそうです。

今日は他にも近くから、ムササビの声がしていました。
状況からして、この巣箱のムササビは、発情を迎えたメスなのかもしれません。

交尾騒動と言われるその状況を見てみたいとも思いましたが、あまりに体が冷えてきたので、残念ながら観察を断念しました。

もう夜は厚着をしないとだめですね。

「空飛ぶムササビウォッチング」にご参加の皆さんも、充分に暖かい服装でお出掛け下さいね。

株式会社ピッキオ 大塚

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