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村上 正剛(ゴールドコースト) 8月

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【8月】

ボランティア大活躍


 前回も少し述べましたように、こちらでは、レンジャーのサポートとして、ボランティアをとても有効に使っています。

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(写真上:ボランティアさんだけで運営されているバーレーヘッズ国立公園のインフォメーションセンター)

 

 具体的なボランティアの仕事内容の一部を紹介しますと、レンジャーが、公園内外でアクティビティを行なう際、必ずボランティアをサポートに呼びます。 そして、例えば、夜、公園内を歩いて動物を見つけるアクティビティでは、レンジャーが先導して、解説をしながら動物を探して歩いている時、ボランティアの人は、列が長くなりすぎないように気を配りながら、参加者の列の一番後について歩きます。また、子供達にいろいろな動物を見せ、実際に触らせるアクティビティでは、台上のレンジャーの話とタイミングを合わせて、会場の子供達の所を、動物を連れて歩き回ります。

 

 また、場所によっては、国立公園のビジターセンターの運営をすべてボランティアでやっている所もあります。そこでは、全体的な管理はレンジャーがやるものの、日常的な運営は、ボランティアさんが、事務的な処理からお客様への案内まですべて行なっています。そこで働くボランティアの皆さんは、国立公園のある所の地元の方ばかりですので、遠く離れた所にいるレンジャーより、うまくお客様への案内できることもあります。

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(写真上:ポッサムの赤ちゃんの世話をするボランティアさん)

 

 その他、コアラ病院では、獣医さんを助けて、病気や怪我をした動物達の世話をしているボランティアさんもいますし、親を亡くした動物を自宅で預かって世話をするボランティアさんもいます。さらには、コアラ救急車にレンジャーと同乗して、出動していくボランティアさんもいます。

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(写真上:コアラ病院)

 

 このように、ボランティアさん達が活躍できる裏には、ボランティア活動のための整った仕組みがあります。ボランティアを採用の際、その活動の中で、子供を扱う機会がある場合には、ボランティアといえども、オーストラリアで規定されている子供を扱うための資格(通称「ブルーカード」)の取得を求めますし、採用決定後には、きちんと書面で環境省との合意書にサインを求めます。その合意書の中には、必ず出席しなければならないミーティングや、最低でも採用後1年間はボランティアを続けなければならない事などが規定されています。その後、導入研修や定期ミーティングが行なわれ、その中で、レンジャーから、施設や設備の適切な使い方を徹底して習います。実際、レンジャーの中には、ボランティア上がりの人も多く、ボランティア活動で培った知識や経験は、彼らにとってとても大きいもののようです。採用されたボランティアは、ボランティアリストに登録され、サポートが必要な時に、過不足なく配置できるようレンジャーが管理しています。

 

次回、このボランティアの仕組みについて、その問題点も含めて、もう少しレポートしたいと思います。

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(写真左:コアラ救急車)

2007年8月 
村上正剛(むらかみ せいごう)

※日本人レンジャーのレポートは毎月更新していきます。
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