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村上 正剛(ゴールドコースト) 10月

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【10月】

ナイト・パトロール

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(写真上:昼間のナチュラルブリッジ)
 ゴールドコーストから内陸に40kmほど入った所にあるスプリングブルック国立公園のナチュラルブリッジの洞穴では、夜、通称「土ボタル」が見られます。「ホタル」と言っても、実際は、ハエのような昆虫の幼虫で、英語では「グローワーム(光るミミズ)」と呼ばれています。こう言うと、わざわざ見学に来る人は減りそうですが、それはさておき、ここは、ゴールドコーストからの人気ツアーコースになっています。特に、日本の方には人気で、見学者の8割位は日本人のようです。更に、ジャパン・ツーリズム・ゴールドコーストの調査では、パッケージツアーでゴールドコーストに来られた日本人観光客の半数以上は、「土ボタル」ツアーに参加するというデータも出てます。
 このように、ナチュラルブリッジは、ゴールドコースト周辺の国立公園の中でも、最も訪問者の多い所なので、レンジャーが夜、見回りをしています。今回は、そのパトロールの様子についてレポートします。


夕方、スプリングブルック国立公園のメインオフィスから通常2人一組で、ナチュラルブリッジへパトロールに出発します。
 日暮れ前に、現地に着くとまず、土ボタルのいる洞穴まで続く遊歩道を、ゴミを拾いながら歩きます。また、柵や歩道が壊れていないか、斜面や岩壁で崩れかかって危険な箇所はないかもチェックします。特に、遊歩道付近に、枯れていたり、枝が折れかかっている木がないかを調べ、あれば、その木にマークを付けて回ります。後日、レンジャーがその木や枝を取り除くことになっています。

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(写真上:スプリングブルック国立公園のレンジャーステーション(メインオフィス))


 一通り見回りが終わると、ナチュラルブリッジの待機小屋で、夕食をとりながら、今晩は、どこのツアーが何人お客さんを連れてくる予定か、その人数が各ツアー会社に割り当てられている人数の範囲内か、範囲以上の場合は、どこのツアー会社から、割当て人数分を借り受けているのかをメインオフィスに問い合わせます。
 夕食後、小屋を出ると、日もすっかり落ちていて、小屋の周りには「土ボタル」でない本物のホタルが舞い始めていました。
 遊歩道の入り口のインフォメーション・センターで待機していると、6時頃から続々とツアーバスが到着し始めます。「土ボタル」ツアーでは、お客さん10人に対し、ガイドを最低1人つける事が義務付けられています。レンジャーは、ガイドに、連れているお客さんの数の報告を求め、実際にお客さんの数とガイドの数を数えます。ツアーバスの合間に、ツアーでない個人の訪問者も断続的に来ますので、その方たちには、土ボタルを見る上での注意事項、例えば、洞穴ではフラッシュをたかないこと、懐中電灯を直接土ボタルに当てないことなどを伝えます。

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(写真上:スプリングブルック国立公園のバラック(簡易宿泊施設))
  

 9時半過ぎには最後のグループが到着し、その人数チェックが終わると、遊歩道を通常の訪問客とは逆ルートで回ります。その中で、ツアー客や個人の訪問客が、正しく土ボタルを観察しているか、洞穴の中は混雑しすぎてないか、遊歩道を外れて歩いてないか、などをチェックします。その後、夜道をメインオフィスまで戻り、10時過ぎ、パトロール終了となります。

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(写真上:インフォメーションセンター内の解説板)

 

次回は、このナチュラルブリッジ・エリアをめぐる諸問題についてレポートします。


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(写真上:ナチュラルブリッジ入り口のインフォメーションセンター)


2007年10月 
村上正剛(むらかみ せいごう)

※日本人レンジャーのレポートは毎月更新していきます。
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