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Home 活動内容 原(ケアンズ) 原 智宏(ケアンズ) 8月
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原 智宏(ケアンズ) 8月

12月11月10月9月8月7月


【8月】

 

 今月は、ツーリズムリエゾンという業務を実際に実行した1ヶ月でした。 まず、ケアンズにおける日本人観光客のマーケットを熟知するために、旅行業界の方々へのインタビューを行いました。マーケットを理解するには、まず観光客がどのようにしてケアンズにたどり着くかを理解することが必要になります。特に日本人の場合は、ほとんどが何らかの形で日本の旅行会社を介して海外旅行をする傾向にあります。そのため、観光商品を扱う現地の旅行会社(ランドオペレーター)の方に、観光客の動向と 近年の観光客減への対応についての話を聞きます。
 また、観光客の多くが「オプションツアー」という形でケアンズでの体験を満喫するので、各旅行会社は様々なオプションツアーを提供するために現地ガイド会社との提携をしています。そのため、ガイド会社(ツアーオペレーター)の方に、観光客が楽しむツアーの特徴や業界での課題などについて話を聞きます。さらには、ケアンズには日本人向け観光業の集まりがあるので、そうした会合などに参加させていただき、どのようにして協力して、業界全体を盛り上げているか、また業界としての国立公園への要望を聞き取ります。

 

 その他、実際に対象となる国立公園の視察をします。ケアンズ近郊には2つの世界遺産があります。熱帯雨林地域には、デインツリー、バロン渓谷、ウールンヌーランなどの国立公園があり、グレートバリアリーフでは、砂の堆積でできたグリーン島とその途中の段階のケイと呼ばれる砂の島々、また海中の珊瑚礁、など、リーフ全体がQPWSの管理*する「公園」に入ります。ツアーが行われる現場を知る必要があるので、そのエリアに詳しいスタッフやレンジャーと一緒に回ります。また、その場で観光客が訪れる場所が安全で快適に過ごせる場所かをもチェックし、必要があれば報告をします。
*グレートバリアリーフの管理は、厳密には、グレートバリアリーフ・マリーンパーク・オーソリティ(GBRMPA)とのジョイントマネージメントです。

 


 今後は、フィールドに出かける機会が多くなります。 国立公園のエリアの視察はもちろん、国立公園に訪れるツアーへの参加をして、観光客がどのようにして体験するか、またガイドがどのようにして案内しているかを実際にツアーの中で確認します。
例えば、グレートバリアリーフでは、美しい珊瑚礁の世界を体験するために、ケアンズから日帰りのクルーズがあります。アウターリーフと呼ばれる、珊瑚礁の縁まで行き、スノーケリングやダイビングを楽しめます。中には、ポンツーンという浮き島でゆっくりくつろぐこともできます。一方、熱帯雨林の森では、シダの生い茂る森と滝へのハイキングや激流を下るラフティング、アボリジニの人たちが大切に守る聖地にて文化や歴史に触れる機会もあります。 またその他に、地元の大学の研究機関が観光客の動向調査をしており、その協力をしながら自然に関わるツーリズム(必ずしもエコツーリズムのみではない)の理解を深め、ツーリズム業界への提案もして行く予定です。

 

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Eastern Water Dragonというトカゲです。子どもらしいですが、体長は30cmぐらいあるのではないかと思います。Lake Barrineで観られる野生動物の一つです。今の時期はよく日向ぼっこをしに、湖畔に浮かぶ倒木の上でじっとしているそうです。
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Cathedral Fig Tree。「聖堂の木」と呼ばれている、イチジクの仲間の巨樹。つる性の植物で、巻きついた木を絞め殺してしまい、その木が枯れてなくなると空洞ができます。この木の真ん中はまさに「聖堂」のような空間があります。

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クレーターレイク国立公園にあるLake Barrineには、80年前から「Tea House」を経営している家族があり、そこでエコツアー的な乗船ツアーがあります。静かにのんびり湖の自然を楽しめます。
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barron fall。今は乾期ですが、雨期になると岩肌が見えないほどの水が流れ落ちる滝です。上流部には「キュランダ」という街があり、そこまでの列車とスカイレールから見られます。中流部では、ラフティングが盛んです。
 

 

2007年8月 
原 智宏(はら ともひろ)

※日本人レンジャーのレポートは毎月更新していきます。
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