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Home 活動内容 原(ケアンズ) 原 智宏(ケアンズ) 11月
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原 智宏(ケアンズ) 11月

12月11月10月9月8月7月


【11月】

これからのケアンズでの自然体験観光を提案
~エリア、体験、そして観光客~

 ケアンズの日系旅行業界の方々は、新規の旅行客獲得だけでなく、リピーターを生むための新しいスポット、体験を含めたツアーを来年度のパンフレットで紹介できるよう、躍起になっています。そこで、QPWSでのツーリズム係として、提案・実施した、業界の方向けの国立公園視察ツアー(以下、パークツアー)を紹介します。

 ケアンズでのオプショナルツアーの特徴に、バスツアーがあります。ケアンズの街からの移動距離が長く、バス内での時間が長いですが、その課題を克服すれば、素晴らしい体験が待っています。それが、以下の二つです。業界の皆さんの希望を募り、現場のレンジャーと連携して、エリアの紹介をしました。

 

第1弾「アサートン高原でゆっくり」

 ケアンズから山道を進み、Great Dividing Range(大分水嶺山脈)を越えると、見渡す限りあまり樹が無い高原にたどり着きます。元々はそこにも熱帯雨林が広がっていたところですが、開拓時代に農場・牧場化されたこの高原は、今では北部クイーンズランドでも有数の農業地域として知られています。実は自然の歴史を掘り起こすと、火山活動やアボリジニの森の生活の歴史が垣間見れる場所なのです。そんな自然と文化の歴史を感じられる場所の中を、歩く早さで体験できたらと思い、クレーターレイクス国立公園周辺の過ごし方を紹介しました。

 

第2弾「どっぷり熱帯雨林に浸る」

 

 ケアンズから1時間半ほど南に行くと、降雨量がとても多い地域が続きます。その山間にある大自然、ウールーヌーラン国立公園の南部エリアに新しい施設ができます(現在建設中)。それが、Ma:Mu(マムー)キャノピーウォークです。Ma:Muとは現地のアボリジニのコミュニティの名前で、彼らの同意と協力の下に準備されています。体験としては、地面からほぼ平行に歩くだけで、谷間に近づいていき、樹の天辺近くを体験できます。また、サウスジョンストン川が創り上げてきた渓谷も眺められます。さらに、現地Ma:muの方々による森の暮らしの解説版ができたりやガイドツアーも行われる予定です。デインツリー国立公園より近く、スカイレールよりもゆっくり楽しめる場所として、また眺めや泳ぎを楽しめる滝へのウォーキングも楽しめる場所です。オープンは6,7月になる予定です。さらに近隣の火山活動によってできた、未だに謎がいっぱいのカルデラ湖、ヒピパミー山国立公園も含めてご紹介しました。

 旅行業界の方々も新しいツアー作りにとても力を入れており、とても楽しみです。新しい場所に、新しい体験。しかし、もう一つ必要なものがあります。それは、観光客が旅のスタイルを作っているということ。国際比較をすると日本人観光客は比較的受身です。ツアーに引きずられているようにせっかくの体験が咀嚼できないまま次へ次へと進みます。それに待った!を入れられるのは観光客の声もあるのです。また、たっぷりのんびり楽しめるツアーを支えることができるのも観光客です。新しい動きに関われることにとても嬉しく感じています。

次回は最終回、この6ヶ月の振り返りです。

 

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サバンナガイドとアボリジニの壁画:サバンナガイドという認定制度があります。
オーストラリア北部のサバンナエリア(西はBroome、東はCooktownまで)でガイドをする個人・団体が集まって、高いレベルのガイドスキルや環境配慮の基準の下で運営しています。そのガイドのネットワーキングの会で、Laura(ローラ)という街の近くのJowalbinna(ジョワルビナ)という、アボリジニの壁画のサイトを歩き、ガイドの方の話を聞きました。大きな丸状のものは、「なまず」だそうです。
※オーストラリア全土でも有名な「保存状態のいい壁画」です。

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「ナイフォールド平原と広い空」
Lake Field国立公園の北部にある、平原です。雨期には公園内の至る所に
川ができ水浸しになり、湿地が多いため、バードウォッチングで有名です。
訪れた時期が乾期だった為、かなりドライな平原で、点在しているのはアリ塚です。
空がとても大きく見える日でした。 
 

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MaMu キャノピーウォーク視察旅行の主催: 来年夏にオープン予定の
キャノピーウォーク(@ウールーヌーラン国立公園)の建設現場に、ケアンズの日系旅行業界の方々をご招待し、現場のスタッフの案内の元、将来のケアンズ観光の可能性について語り合いました。ケアンズの観光でより熱帯雨林を身近に楽しめる施設になりそうです。
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滑り止め: 訪問客の多いサイトの中には、滑り止めとしてボードウォーク上に
金網が張ってあります。雨期にはたくさん雨の降る北部クイーンズランドにはとてもいいアイデアだと思いました。(@イッチャム湖:アサートン高原にあるカルデラ湖)
 
h11_13.jpg 広野の羊たち: オーストラリアの南部は羊が多く、広々と広がる草原と羊たちの群れ、それに青い空という、広大さを感じる風景が続きます。
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ステンドグラス: イッチャム湖にあるQPWSのオフィスが、地元の植林ボランティアの展示施設になっています。そこの入り口にあるステンドグラスです。
熱帯雨林の動植物がお洒落に飾られています。
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Wallicher fall: ウールーヌーラン国立公園内にあるウォーキングルートを
20分ほど行くと、数々の滝にめぐり会うことができます。そのうちの一つ、
ウォーリチャー滝に、ケアンズの日系旅行業界の方々と一緒に行きました。
少し歩くだけで、秘境にたどり着けます。
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コアラの日本語看板:この土地に元からいる動物やその生息環境を守るために、動物園が募金活動をしています。日本人の観光客の多い場所なので、日本語の看板があります。(@ケアンズトロピカルズー)
h11_12.jpgのサムネール画像のサムネール画像
サバンナガイドツアーバス: サバンナガイド認定会社によるツアーのバスです。
4輪駆動トラックに観光バスのシートが付いています。乗り心地はいいですが、急激な坂も川の中へも行くので、常にシートにしっかり掴まっている事が重要です。


 

 
 
 
 
2007年11月 

原 智宏(はら ともひろ)

※日本人レンジャーのレポートは毎月更新していきます。
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