日本エコツーリズム協会

ニュージーランドと屋久島からのお知らせです。


「The Family of Ancient Trees - 古代木ファミリー」プロジェクト 第一弾
屋久島 「縄文杉」 と ニュージーランド 「タネ・マフタ」 が姉妹木関係を締結!   
  

  

Tane Mafuta 2.jpg ニュージーランド政府観光局(以下TNZ)は、2009年4月23日(木)、NZ北島・ノースランド地方に位置する、ファーノース地区とカイパラ地区にまたがるワイポウア森林保護区にて、「The Family of Ancient Trees - 古代木ファミリー」プロジェクトの発足を発表し、記念式典を執り行いました。

 プロジェクトの第一弾として、鹿児島県屋久島町とNZファーノース地区・カイパラ地区・地元マオリ「テ・ロロア族」は、それぞれの地区・国有の森に存在する巨木、「縄文杉」と「タネ・マフタ(カウリの木。マオリ語で「森の神」の意味)」が"姉妹木"関係を締結することを発表し、当式典内で調印式を行いました。

 調印式には、屋久島町の日高十七郎町長、NZファーノース地区のウェイン・ブラウン市長、「テ・ロロア族」代表者を中心に、それぞれの地域関係者および来賓としてマオリ振興大臣、自然保護大臣、在オークランド日本国総領事らが臨席しました。署名が入った調印書を飾るフレームには、それぞれ屋久杉とカウリが用いられており、お互いに交換しました。

 また、式典後にはこれからの森の存続と再生を願って、カウリの苗木が植えられました。 「The Family of Ancient Trees - 古代木ファミリー」プロジェクトとは、世界中に存在する歴史的・文化的に意味のある古代木が"姉妹木"関係を築いていくことにより、地域間の伝統や文化の交流を深め、お互いの文化的背景の理解や自然環境保全の意識を高めていくことを目的としています。第一弾である「縄文杉」と「タネ・マフタ」の"姉妹木"関係の締結は、それぞれの地元の人々や関係機関が自然を守ろうとしている姿勢や、自然との共存、森の再生の歴史など、お互いの共通項が多いことから、実現に至りました。

 今後は、共同でネイチャーガイドの育成、森や樹木の保存技術の交換、自然博物館の交流などを視野に入れています。

 【屋久島・縄文杉に関する報道関係者の方々のお問い合わせ先】

・屋久島町役場 企画調整課 専門官  松田 賢志  
TEL: 0997-43-5900
・ニュージーランドに関する報道関係者の方々のお問い合わせ先
ニュージーランド政府観光局 広報 高橋 明子 
TEL: 03-5400-1320 / akikot@tnz.govt.nz
・ニュージーランド政府観光局 PR事務局 (株式会社サニーサイドアップ内)  
小脇 / 今井 TEL : 03-6825-3200 kowaki@ssu.co.jp


【記念式典・調印式 開催概要】
日時 : 2009年4月23日(木)場所 : ニュージーランド ワイポウア森林保護区 「タネ・マフタ」前内容 : ポーフィリ(マオリ伝統の歓迎の儀式)「縄文杉」-「タネ・マフタ」"姉妹木"関係締結の調印式 カウリの苗木の記念植樹


列席者 :
■屋久島関係者
屋久島町町長 日高 十七郎氏
屋久島町議会議長 寺田 義隆氏
元屋久島観光協会会長 柴 鉄生氏
屋久島町役場 嘱託職員 真辺 さつみ氏 
屋久島高校3年 馬場 海希望さん


■NZ関係者
テ・ロロア・ファトゥ・オラ およびテ・ロロア・マナフェヌア・トラスト代表
ワイポウア・フォレスト・トラスト代表  アレックス・ネイサン 氏
ファーノース地区市長 ウェイン・ブラウン 氏
カイパラ地区市長 ニール・ティラー 氏


■来賓
自然保護大臣 ティム・グローサー 氏
ノースランド地方議会議員 ジョン・カーター 氏
在オークランド日本総領事 岡部 孝道 氏   


<列席者コメント>
■屋久島町町長 日高十七郎 氏
「数年前から始まった、ワイポウアと屋久島との交流を通じ、両地域には大変共通した歴史があることを知りました。森林の保全と樹木の利用を調和させることを皆で考えて実行してきたからこそ、私たちは自然との共存が何よりも大切であることや自然を守っていかなければならないことを再認識できたのです。今後もこの締結をスタートとして、両地域の文化・教育などの各分野での交流の輪が広がり、相互の地域の発展につながることを願っています」


■テ・ロロア・ファトゥ・オラ およびテ・ロロア・マナフェヌア・トラスト代表ワイポウア・フォレスト・トラスト代表  アレックス・ネイサン 氏
「今回、古代木ファミリープロジェクトに屋久島の人たちと関係を結ぶことができたことを大変誇りに思っています。私たちがこれまで培ってきた経験や知識をお互いに交換し、自然環境・保全に対する意識を高めていけることを楽しみにしています。今回の締結は、このプロジェクトの第一歩。今後この動きが世界に向けて広がっていくと信じています。」


縄文杉(じょうもんすぎ)
所在:  屋久島町 大株歩道沿い 標高1300m
世界自然遺産地域 (国立公園特別保護地区、森林生態系保護地域)
樹高:25.3m / 胸高周囲:16.4m /
樹齢推定:2170年以上 現在、確認されている最大の屋久杉。
背が低いずんぐりした樹形は台風の常襲地帯に育つ屋久杉の特徴をよく表している。幹は凹凸が激しいことから、利用に向かない巨木として切り残されたとも言われている。中心部が空洞になっており、正確な樹齢はわからない。樹齢7200年という説もあるように、空洞の内側に現存する試料の科学的計測値は2170年となっているが、樹齢はそれ以上であることが伺い知れる。


タネ・マフタ (マオリ語で「森の神」の意)
所在:  NZ北島北部 ファーノース地区およびカイパラ地区にまたがるワイポウア森林保護区(一般に「ワイポウアの森」と呼ぶ)。 
「タネ・マフタ」までは国道12号線「ワイポウアの森」の駐車場から徒歩わずか
樹高:51m /
胴周り:13.8 m /
樹齢推定:1200年~2500年 カウリはナンヨウスギ科に属する針葉樹の仲間。
この木の特性は、太陽の光を浴びるために、上へ上へとまっすぐに成長しようと年を経るごとに幹から枝を自ら落とし、その後上の方にだけ枝を大きく広げてゆく。成長が非常に遅く、千年以上の歳月をかけて、身の丈30~50メートルまで成長する。ワイポウア森林保護区には、現在ニュージーランドのカウリの3分の1が生息している。
約5千万年も前から、北島北部全体を覆い尽くすほど、カウリの森が広がっていた。しかし入植者による伐採の歴史が繰り返され、今ではこの地域にはその4%の面積しか残っていない。

 ニュージーランド政府観光局(写真提供):
http://www.newzealand.com/travel/Japan/ 

屋久島町役場:
http://www.yakushima-town.jp/

 

 

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