日本エコツーリズム協会

月いちフォーラム

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エコツアーの歩き方 毎月第2水曜日はエコツアーの日!

エコツアーの現場で活躍する方の経験を通して、エコツアーについて語り合う場として、毎月1回フォーラムを開催しています。日常から開放され、心と体が癒され、地球にやさしい旅を、お茶でも飲みながら一緒に考えてみませんか?
「エコツアーって何?」「まだよく分からない」という方、ぜひご参加ください。

第36回 5月20日(水) 18:30~20:00 (開場18:00) 
『蒼い海も緑の山も、小笠原の魅力を丸ごと! ~現地ガイドが語る、1,000km離れた東京都~』

ゲスト:金子タカシさん
(小笠原・「自然体験ガイドソルマル」ガイド、「このガイドさんに会いたい100人」選定ガイド)

 

 「小笠原諸島には、聟(むこ)島、嫁島というのがあって、ちょうどその間に「媒(なこうど)島」があるんですよ」という豆知識で会場を沸かせた金子さん。  

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 まずは小笠原諸島の歴史や、どうやって島ができていったのか、という基礎知識からはじまりました。 参加者の方の中には、実際に小笠原に行かれた方もおり、中には移住を計画していらした方もいました。

 そんな小笠原好きの方が集まった今回のフォーラムでは、小笠原情報の他にも、エコツアーガイドとしてのお話も伺うことができました。


 たとえば、「ガイド 金子タカシの日常」というコーナー(?)では、金子さんが普段どんな活動をしているのか、ということが紹介されました。
 
 ガイドさんの日常は、ツアーを行なったりしている以外に事務仕事も多いのだろうと思っていたのですが、金子さんは「ガイドの地域貢献の重要性」についてお話してくださいました。
 といっても、最初はご家族の写真を見せてくださり、「そろそろホームシックなんです。子供に会いたくて」とほくほくしながらお話してくださり、しかしそこから、モクマオウという植物やヤギ、ネコやグリーンアノールといった外来種との関わりのお話が続きました。 

  「ツアーを行なう以外に、モクマオウを伐採したり、ヤギを駆除したり、雑草を抜いたり・・・ふと気づくと、毎日何かを殺しているときがあるのです。そうすると、とても心がすさんでくる。こういう活動をしていると、"気持ちの落としどころ"が大事なんです。人間の心が続かない」「(外来種だから)この生き物は悪い、というように、生き物に白黒つけてはいけないと思うんです」 ひとことひとことかみ締めるように話す金子さんの言葉を、会場のみなさんも真剣に聞いていらっしゃいました。

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(絶滅危惧種「アカガシラカラスバト」をめぐる生き物同士の関係について解説していただきました)

 会場には金子さんが用意してくださった小笠原の特産品も並べられました。カカという木でできた打楽器の演奏にあわせ、民謡も歌ってくださいました。

 ちなみに演奏をしたのは、参加者としてきていた男の子です。ちょっとだけ見本を金子さんに見せてもらったら、すぐに演奏することができました。
 他にもタコの木の実という、2,3kgはあるという実、小笠原の塩飴もいただきました。そして「ぎょさん」というサンダルも。
 会場にはクジラやメグロのポスターも掲示していましたが、それも参加者の方に譲っていただきました。

 今まで大陸と繋がったことのないため、固有種が多く棲息している小笠原諸島。そこで活動しているエコツアーガイドさんから直接お話を聞くことで、「ガイドとは」「自然とは」「自然を守るとは何か」ということを教えていただいたような気がします。

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 金子さんがフォーラム中に紹介されていた「島ネコ マイケルの大引越し」(環境省)の絵本。
 小笠原で外来種となって、小笠原の野生動物を襲えっている繁殖しているネコを捕獲し本州につれてきて、獣医師さんのもとで人に慣れさせてから、里親をみつけて引き取ってもらっているそうです。
 
参考サイト:
社団法人 東京都獣医師会: http://www.tvma.or.jp/wildanimals/index.shtml
 小笠原動物医療派遣団の募集を行っています。

【参加者からのコメント】
・観光と環境保全は必ず同時進行が必要。
・様々なジャンルのスペシャリストが案内するツアーを企画してください。

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