長グツを履くと童心に返れる。小川に沿った踏み跡道を歩く。そこは湿原の一部だ。水の溜まったぬかるみが、長グツを履いていれば帰って楽しい。泥に足をとられ転びそうになってもウキウキしてくる。足元に気を取られていると、ガイドが目や耳を周囲に向けてくれる。すると北国の花や鳥、昆虫やカエルたちが飛び込んでくる。泥の中にヒグマの足跡を見つけることだってある。そんな時、ちょっと歩いただけなのに、太古から息づく自然の真っ只中に来ていることに気付く。湿原はかたちを変え深い森につながっていくのがわかる。
長グツを履けば、自然の懐にすんなり入っていける。お手軽でしかも密度の濃い体験が出来る。そんな不思議な長グツの履けるツアーを推薦します。
By 日高 哲二(ポロト案内舎)
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